車好きのカーライフ

ゆっくりまったりな趣味ブログ。車に関する気になったニュースの備忘録など。

世界初の「自動運転」による死亡事故、責任はメーカーにあり?

アメリカの自動車メーカーの「オートパイロット」が関与した

ドライバーの死亡事故が起こったが、調査結果は「製品に欠陥はなかった」

と発表された。

今後このようなことが世界で、日本で増えていくのでしょうか。

そして責任はメーカーにあるのでしょうか。

 

事故に遭った車にはオートパイロットといわれる機能がついていて

自動ブレーキ、車線キープ、前方車両の追い越しが自動でできるというもの。

 

これだけのことができれば運転手はかなり楽できる。

メーカーは「必ず両手を軽くハンドルにかけておいてください」

と何かあったときに対応できるように呼びかけていたようですが

オートパイロットを使うのは人間。

ルールを守らない人もいたようです。

 

記事によると事故は

自動運転車は高速運転中

対向車線を走行中の大型トレーラーが突然左折してきて

自動運転車は対応できずにトレーラーの右側から突っ込み

トレーラーと道路の間を通過し左側へ付き抜け

高速道のフェンスを突破して電柱に激突して大破し

ドライバーは死亡。

※日本では左側通行なので「?」と思いますがアメリカなので右側通行です。

 

調査結果で「製品に欠陥はなかった」

つまりメーカーは悪くないと発表されました。

 

メーカーは「自動運転ではなく運転支援機能」と説明していたところも

大きいでしょう。

どんな状況にも対応して自動で運転してくれるわけではないと

説明していたのなら、使う側の過信が招いた

最悪の結果だったのかもしれません。

 

実際に今回の事故ではトレーラーが左折を始めてから

衝突するまでに7秒ほど時間の猶予があったそうです。

 

ドライバーがどのようにオートパイロットを使用していたのかは

わかりませんが、もしハンドルに手をかけていたら7秒あれば

減速したり、衝突してしまったとしてももっと被害を小さく

できたかもしれません。

「7秒」は危険を感じたら何か行動を起こして最悪の事態を回避できる

可能性が十分にあります。

 

自動運転の技術が進んでも、機械が対応できる範囲は限られています。

運転を支援してくれているのであって

全て任せていいのではないということを忘れてはいけませんね。