チャイルドシートの種類と設置位置
子供を守るチャイルドシートには
ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシート
3種類があります。
それぞれに使用時期が違います。
チャイルドシートの着用義務は6歳未満
5歳まではチャイルドシートを着用しなければなりません。
また、車のシートベルトは
身長140cm以上を想定して設計されているため
身長140cm未満の子供は
チャイルドシートの使用をオススメします。
●ベビーシート
新生児~10ヶ月くらいまで
体重10kgくらいまで
身長65cmくらいまで
首がすわる前の乳児を寝かせて使用します。
後ろ向きに使用するものが主流。
9ヶ月~4歳くらいまで
体重10~18kgくらいまで
身長65~100cmくらいまで
幼児用で前向きで使用するものと後ろ向きで使用するものがある。
●ジュニアシート
4歳~10歳くらいまで
体重は15kg~36kgくらいまで
身長100cm~135cmくらいまで
シートの上に装着し、その上に座ることで足りない座高を補い
シートベルトを正しい位置でつけることができる。
ベビーシートは車が正面衝突した時に背中で衝撃を分散させて
頭を守るために後ろ向きのものが主流になっています。
「Eマーク」のついたチャイルドシートを選んで
国土交通省が安全基準を満たしたものに認証している「Eマーク」のついている
チャイルドシートがオススメです。
命にかかわることなので、より安全なものを選びたいですよね。
チャイルドシートの設置位置
チャイルドシートを助手席で使用しても違反にはなりませんが
設置する位置としてはあまりオススメできません。
実は助手席は後部座席よりも交通事故が起きたときの
死亡率が高いのです。
助手席にはエアバッグがついていますが
これも体の小さな子供には顔が押し付けられると
窒息してしまう可能性があり危険です。
助手席に乗せるときは
チャイルドシートを助手席に設置するときは
シートをできるだけ後ろに下げて
エアバッグから遠ざけましょう。
一番安全な場所は
運転席の後ろの席と言われています。
2番目がその隣の助手席の後ろ。
その時の状況によって違うのでこの順番が絶対ではないですが
助手席よりも後ろの席の方が安全なようです(^-^)